世界ばっかり広げてても、キミの世界観は広がらない

や、「ご近所物語」やっと読んでるんです。いまさら! というか家には今すぐ読みたい漫画(「残酷な神〜」とか「麒麟館グラフィティー」とか「はみだしっ子」とか)が今たくさん積まれててかなり心苦しい。基本的には積読はしない主義なので二重に苦しいです。
1巻の台詞

「幼なじみなんかにハマっても世界ひろがらないっつーか―― 色々アソビたい年頃なのに――」
(中略)
「で 色んな人とつき合ってみて わかったんだけど―― どーでもいー人と世界広げても 中身が空っぽってカンジ… それなりに楽しーけど なにしても感動がないのよね――」

はかなりグッときた。や、もちろん賛否あるんだけど、や、ただ最後に「世界広がった」と言いたいだけのために友達100人とか世界一周とかする人がいるじゃないですか。それよりはずっと説得力ある。(なんかいつものこの日記の雰囲気とちがう!)
あと2巻の、サークル勧誘してるの見て「入るくらいなら自分で作れば? 仮にもクリエイター志望なんだからさ」って言うのにはかなりヒット。サークルクリエイター!! そんな風に言われてた人がわたしの半径2クリック(行って戻る)にもいました…。「真のサァクルクラッシャは自分で創って自分で潰す」とか。(あと中身作る前にとりあえずサークル名とかブランド名が決まってるのは基本ですよね!)
フリマやるって時に、ジローが自作のシューティングゲームでゲーセンはじめたのには、「東方!?東方!?」とか思ったり。東方=DIY=レイトアノラック
いつもは「少女漫画の基本は短篇」とか言ってるsayukとかいう人ですが、やっぱちゃんと長いラブストーリィ漫画読まなきゃなー、内輪で男女でごたごたあるけどそれでも仲間だ7人夏物語だみたいなのをもっと!と思いました。あと、長編の(連載中の)醍醐味は読んでる友達とわいわい批評したり先を予想したりしながら楽しむことですよね。どこかにちょうど奇跡的に「ご近所物語」4巻(新書判)まで読んだところ、って人がいたら話しましょう!「歩やべーキャラ変わりすぎ(ていうか見た目まで変わってる)」とか言いましょう!