「a piece of cake」吉田浩美(ISBN:4480873384)

いつの間にこんな本出てたんだろう? クラフト・エヴィング商會吉田浩美さんの本。「小さな本をのんびり作る小さな出版社」がテーマで、どれも欲しくなる装丁と内容の12冊の本を紹介。「らくだこぶ書房〜」と違うのはちゃんと本の内容も全部掲載されていること。同じくクラフト・エヴィング商會吉田篤弘氏の掌編を本にしたり、写真の坂本真典氏の小さな写真集だったり。1つ選ぶなら「誤字標本箱」かな。
この本と同時(昨年12月)に吉田篤弘氏の方が「つむじ風食堂の夜」(ISBN:4480803696)という小説を出していて、これがまたすてきな本。夜と風と、「ここ」とここから遠くの物語。はてなにはなぜか「クラフト・エヴィング商會」に加え「吉田音」も登録されてて、id:few01:20030503およびid:few01:20030417にレビューもあり。自分もいつか書いてみます。
む、こんなのあったんだ。そういえば「ぱふ活字倶楽部」でも最近インタビューしてたなあ。うらやましいなあ。あと吉田音ちゃんのネタバレ禁止!!