大阪府立国際児童文学館

はてなのお知り合いから情報をいただいたんですが、
今話題になっている、大阪府の施設存続見直し対象に入っている施設について。
マンガ研究者の宮本大人先生のはてなダイアリーから。
http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20080325/1206436861

この基本方針のもと、現在では70万点を越える資料が、収蔵され、児童文学も、絵本も、マンガも、とにかく子供向けの出版物は同時並行的に閲覧できる、という児童文学館の特色が出来上がっています。その結果、『りぼん』でこういうマンガが連載されていた頃、『詩とメルヘン』はどんな誌面だったんだろう、とか、『少年倶楽部』で「のらくろ」が連載されてた頃、児童文学評論の載っている教育雑誌ではどんなマンガ批判が展開されていたんだろう、といった研究が、容易にできるようになっているのです。

ちょう魅力的!
正直なことを言うと、この施設自体の存在を知らなかったのです。地元から遠い施設となるとやっぱり興味も薄れてしまうのかもしれないですが(何となく、東京にいればなんでも手に入ると思うからいいやー、という傲慢もあったり)、それにしても知ってたら関西に行く時についでに行ったのに(京都マンガミュージアムには行ったので)
もちろん今からでも行けるので近いうちに訪問したいところです。教えていただいた方にはほんとうに感謝。

ただでさえ漫画関連の資料館ってあんまりないし、普通の本に比べて満遍なく揃えてる所となるとさらになので、潰れて欲しくないなあと。(ポリシーにも非常に共感できるし)

http://www.iiclo.or.jp/