花とゆめコミックスの裏表紙問題

ちょうどうでもよいことが気になる年頃ですが
白泉社花とゆめコミックスの裏表紙が11月発売分からマイナーチェンジしている。ふじもとゆうきキラメキ☆銀河町商店街』7巻とかを見ると分かるけど、今までは裏表紙イラストの枠の下に「収録作品」の紹介文が載っていたのに、同単行本ではイラストが左寄りになってその右に紹介文が載る形に。
12/5発売の田中メカキスよりも早く』4巻でもそのフォーマット(ちなみに、10/5発売の高木しげよし『花にアラシ』2巻は旧型)。…と思ったら、12/19発売のモリエサトシ『学校ホテル』2巻では旧型のまま。フシギ????
おそらくこの形にしたのは、旧型だと帯の下に紹介文が隠れるから(そして帯付きの本が増えたから)だと思う。で、前者2冊の初版では帯があるけど『学校ホテル』には無いので、帯付きか無しかでフォーマットを変えているのかも(そして、確かに新バージョンでは帯外すと下の余白がちょっと間が抜けたように見える)。でも同時期発売のコミックスでフォーマットが違うのも変じゃないかなあ。
あと、新型だけどなんとなくこのフォーマットって昔っぽい感じを受けるのはなぜだろう…。なんか昔の他のコミックスとかぶる所があるのか。
(画像左が『キラメキ〜』7巻、右が『学校ホテル』2巻)


裏表紙に作品紹介を載せはじめたのは多分書店でのコミックスビニール掛けが大きくかかわっていると思うけど、気になって今手の届く範囲にあるコミックスでてきとうに調べてみたら、
講談社なかよしKC:83-84年頃から?(竹本泉『あおいちゃんパニック!』83/9月の1巻は無し、84/2月の2巻はあり。ひうらさとるレピッシュ!』88/11月の1巻にはあるので少なくとも80年代にはあり)
小学館フラワーC:あんま手元にないけど、すぎ恵美子『子供じゃないモン!』91/1月の1巻にはあり。
集英社マーガレットC:98-99年頃?(石田拓実『色恋寓話』98/8月にはなし、『スプーン一杯の愛情』99/6月の1巻にはあり)
集英社りぼんマスコットC:確証はないけどこれも98-99年頃と思う。(ところでRMCも、01-02頃に紹介文の位置がイラスト下から右に変わってる。東村アキコきせかえユカちゃん』1-2巻参照。画像左が1巻、右が2巻)

白泉社花とゆめC:94-95年頃?(津田雅美『ブスと姫君』94/12月には無し、『オンナになった日』95/8月にはあり)
・秋田:不明(すみません)
集英社は結構遅めだったのが意外。全部初版で調べてる訳でもないし過渡期もあるかもしれないので、この辺ちゃんと調べてくれる人がいたら嬉しいです(過去記事の1/4スペース問題Girls'〜3号に載せた「と語る」問題と違って少年漫画にも共通する話だと思うので、そっちのほうも)。次は「花ゆめコミックスの表紙で初めに絵を枠からはみ出させたのはどれか」問題?(天禁だっけ?)