「GUNSLINGER GIRL」

2話目。3割くらい1話の気が。
僕は『GUNSLINGER GIRL』(の漫画版)って、絶対的に信頼させている相手が叛逆と脱出の意志を持つ話だと思っていて、だからラストはヘンリエッタがジョゼを射殺して、ジョゼ自身もそれを望んでるというものになると漠然と思ってたんですが変な考え方なんでしょうか。なぜなら絶対的な信頼関係とは不断の暴力と同等で、優しさや誠実さを積み重ねてゆくことこそが信頼感と共に無意識の破壊・逃走願望を根付かせてゆくのではないか、そして信頼させている側もその関係の崩壊こそが至福なのだという(もしくは単に少女に殺されたい願望?)。嶽本野ばらの小説にもそういう期待をしているのだけど、せいぜいヒロインの死か別れ程度の脱出しか見せない所が不満。書いてて気付いたのだけど、この考え方って新井素子あなたにここにいて欲しい』から来てるっぽい。