「Jr.」TOKYO No.1 SOUL SET/ナイル殺人事件

id:sayuk:20030830#p1、id:sayuk:20030831#p1の続きでまたソウルセットの話で恐縮ですが、アルバム「Jr.」(1996/8/21)のTOWER RECORD予約特典にインタビュー収録ブックレットがあったのだけど、その中でBIKKEとかがインタビュアーにものすごい怒っていた記憶が(あまりに怒ってたので「TOWER」に載せられず特典にしたんじゃないかという位)。特に、インタビュアーが「ジャケットもいいですよね、昔のB級映画みたいな感じで」と言った発言に、「B級じゃないよ、『ナイル殺人事件』だよ」と答えた所が印象に残っている(他にも不用意な発言があったと思うけど)。
95年前後のソウルセット、および彼らが代表した国内ラップの状況はそういう風にひどく不幸だったのではないかと思う。そしてその不幸のままに今の状況も作られているのかもしれない。ものすごく適当に言えば、あれがなければCLANNAD」のオープニングがポエトリー・リーディングになったのかもしれないのだ(ものすごくてきとー)。