「ユリイカ」11月号

id:suitou:20031031さんで取り上げていたので読みたくなって夜半書店へ。(夜9時台にユリイカが読める書店が近くにあるのっていい)
斎藤環氏が「少年系には画集が多いけど少女系にはほとんどない」とか書いててむにゃむにゃ(関係ないけどうちにある内田善美『少年たちの記憶』は一葉欠けてるため千円で買えたという微妙な一品)。あとは韓国漫画の現在みたいな文章が興味深かったです。
羽海野チカ雁須磨子かわかみじゅんこよしながふみと並んでるとやっぱりスラムダンク?とか思ってしまう(id:sayuk:20031014)のだけど、ブックオフには当時のアンソロジーはほとんど残っておらず(たぶん廃棄済)。「ユリイカ」にもそういう視点は無かったのだけど、当時の現役の人の意見が聞きたいなあ…。
スラダン同人(羽海野チカ周辺)の予想……西炯子吉田秋生の影響が強い(高河ゆん*1もそれなり)のかな? あと甘々と×(かける)との中間くらいのが多い(設定的には性交渉あるんだけど描かれるのは日常話とか)気がする。(あくまで全然知らない人間が予想してるだけなのでどんどん突っ込んじゃってください。むしろ求む)

*1:藤本由香里も「高河ゆんの性関係の描き方は特殊」と書いてて確かにそう思うのだけど、いかんせん自分が読むものなんてほとんど高河ゆん以降なんだよね…。