「Catch that Beat!」vol.9

実家を漁ってたら出てきました。池田弥生さんの作るこのファンジンは、当時あったギターポップ系ファンジンの中でも飛びぬけたレベルで、ファンジンにうるさい(エラソー)自分の中でもトップに位置してます。インタビューやレビューに加えてファンジン紹介、riot grrrlに関する文章と内容は多彩かつ深くて、当時やっぱりギターポップ系のファンジン作ってた僕自身もかなり「こんなの作りたい!」と思ってたのでしょう(実現されたかは別として)。
アノラック・レイトアノラックのムーブメントの中でファンジンの果たした役割って絶対に大きくて、だから最近こういうファンジンが減ってるのはちょっと悲しい。それともガーリーサイトに受け継がれてるのかなあ。そう考えると、はてなであれこれ書いているメンタリティはライブハウスの出口でいっしょうけんめいフリージンを配っていた時の気持ちと重なって感じます(ここがガーリーサイトかは疑問だけど!)。フェミニズムの話もしてなかったけど、esrevnocid:sayuk:20031022#p1)からそういうことを考えていたり。あの頃の拙い文章から少しでも進化して「Catch that Beat!」という理想に近づいているのでしょうか?