2003-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「PARTNER」名香智子

読み返してるんですがめちゃすごい。ステルヴィアがあと200回くらい続けばこういう話になるんじゃないかと思う。 これ読むと、世の中の少女漫画について語ってる文章の殆どは単に少女漫画経験の貧弱さを露呈しているだけに見えるなあ、みたいな暴言ダイアリ…

キーワード

シンディ・シャーマンと尾崎翠のキーワード説明を読むと、自分が登録しなくて良かったと思う(そして「ミルキィ・イソベ」は誰かに書いてもらいたかった)。あといまだに「Olive」の説明が書けない。ほんとにどなたかお願いします。

ようやく

web

アクセス数が落ち着いた。前にやってた日記が1日30ヒットで多いくらいだった人間としてはちょっと怖かったです。とりあえず紹介して頂いてありがとうございました>各サイト・日記さま。何だか謎なダイアリーで申し訳ないですが…。

「宇宙のステルヴィア」24話

水着写(略)うちにはPSoneしかありません…。 そして1人見捨てられた光太君はどこへ行くのか。「さよなら」ですか?

「きっと、海を渡る」ヤマモトミワコ(ISBN:4088563247)

石田や東村と同じく「Cookie」誌で活動するヤマモトミワコの作品の面白い所は、1つは2種類のモノローグを使い分けていることとそのそれぞれの「間」で、もう1つは作品内でのHシーンの位置。南研一さんがここの11/2で同様の指摘をしているのだけれど、作…

「のまれちまうぜシュガウェーブ」東村アキコ(YOUNG YOU10月号)/石田拓実

第3次フェミニズムが女性のセクシュアルな欲望についての自己言及を「許可した」ことは、多くにとっては(ちょうど80年代後半に岡崎京子が描いた「資本主義との遭遇」と同様に)戸惑いで、それは(やはり同様に)解放というよりは搾取しうる無防備な状態と…

「阿修羅ガール」舞城王太郎

を、↑の行程中読んでたのだけど、何というか大島弓子を連想させる作品だった*1。かつて橋本治が大島弓子をそう呼んだように、舞城を「ハッピーエンドの(女)王」と呼ぶことにしよう。 気になって調べてみたけど見つからないね。え〜。じゃあ俺様が「舞城王太…

18きっぷ5枚目

東京2343−(MLながら)−0422豊橋0600−(飯田線)−1258岡谷1317−(中央本線)−小淵沢−(小海線)−小諸−(しなの鉄道&バス&信越本線)−高崎−(八高線)−八王子−(中央線)。鉄じゃないですよ??(信憑性0) そのうちトリビアに出そうな(もう出てる?)基…

これから

飯田線と小海線に乗ってきます。 google:SOUL SET ボルヘス(もしくはgoogle:JIVE MY REVOLVER) google:デザート 加藤鷹 google:小川洋子 ONE ここはだんだん望み通りのページになってきてるようです。

「雲の上のキスケさん」鴨居まさね/特異点化しない性愛表現

ファウストの話が続いたので元のジェンダー話に戻ります。 id:sayuk:20030904#p2の続きで「雲の上のキスケさん」の性愛表現を調べようと思ったけどちょっと多い。眉子(ヒロイン)が手を弄られる&視られるのが弱くて特に左手の薬指は「直結して」いて、喫茶…

「ファウスト」(5)

ファウスト読了後思ったその他: id:sayuk:20030907#p2とid:sayuk:20030824#p2を合わせて考えてみると、10代デビューの女性作家を記憶だけで上げてみると宮本百合子金井美恵子新井素子大和眞也松浦理英子中沢けい堀田あけみ篠原一綿矢りさ島本理生佐藤智加(…

「ファウスト」(4)/「強い力」と「弱い力」

id:cuteplus:20030907さんより引用。 これは極めて個人的な意見なんだけれど、アイデンティティの確立に失敗したまま現在に辿り着いてしまった男の子には、マッチョイズムへの欲望(サブカル的な自己表現)でポジティヴな空回りを続けるか、その欲望をネガテ…

なんか

web

来たので逆リンクだー。 http://artifact-jp.com/ (http://artifact-jp.com/mt/archives/200309/0907.htmlですね。結局どういう意味合いのピックアップか意味不明)

80年安保

id:solar:20030907#p1さん (勝手ですが↑の答として)すごく面白い。 そう言えば僕も高校の時、純文学とか漫画とか音楽とか詰め込んだ「闘う文芸(同人)誌」を作ろうとした。1つは1号で終わり1つは構想で終わり1つは微妙なラインで終わった。それから数…

「ファウスト」(3)/オトコノコとオンナノコと文学テーマ

「ファウスト」創刊記念インタビュー(bk1)(id:cuteplus:20030906#p2さんにあった)から引用。 ―90年代以降、男の子の社会的状況が弱くなってきたから、文学的には逆に隆盛しているのかもしれません。 事実かどうかは別にして、女の子のほうが軽やかに現実を…

「ファウスト」(2)/「ブックthe文藝」

舞城(id:sayuk:20030906#p2)に続き残り2つ、佐藤友哉と西尾維新も読了。え、もう1つ小説ある?どこに? 「赤色のモスコミュール」は父性の不確実性コンプレックスの解消に去勢するかしないかの2択しか想定できていないというか、そもそもそんなコンプレ…

(なんか書いてみたら異様に長くてしかも相変わらず個人的。もともと個人的なメモ書きなんですが)

「すいか」

TV

市川実日子分(市川実日子に含まれます)が少ないー。 先週は「リバーズ・エッジ」とか出てきたってことでなんだかなあと。そういう作られた「分かりやすさ」を市川実日子に付与しないで欲しかった。そうだ、緒川たまきは好きな本を聞かれて(他の人が一律太…

「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」舞城王太郎/「もう1つの性器」

(なんかいつも以上にアレな文になってしまったので注意。すみません) 「ファウスト」掲載の1編目。何ていうか、デジャヴュ。以下id:sayuk:20030903#p2より引用。 暴力とセックスとドラッグでしか物語的特異点を得られなかった、ある意味もう1つあったは…

「きずな」宇宙のステルヴィア スペースオペラ1

ステルヴィアドラマCDを聞いてます。ドラマCD歴浅いんですが(Papa told meドラマCD、わかつきめぐみ宝船ワールド、ROSS。終了)ラジオドラマみたいに聞けばいいんでしょうか。 なんか特に何もなく終わった。キャストは片瀬家と光太アリサのみ。

わかった

こんなのがリンク元にあるのは、(トーマス・マンでヒットするのがうちくらいだからって)別に誰かさんがキーワード「トーマス・マン」を気になって辿ってみたのではなくて、「ファウスト」のキーワードに僕が「トーマス・マン」のキーワード登録時に書いた…

キーワード追加

コスメ関係のキーワード追加作戦。説明は最小限になってしまうので追記してくれるひとがいれば…。 すでに登録されてるキーワード:RMK AWAKE Arouge ケサランパサラン 資生堂 stila ソニアリキエル HR マジョリカマジョルカ 追加するキーワード(順不同):…

「ファウスト」vol.1

「ファウスト」で飛んでくる方が多い…。とりあえず小説以外は読みました。(好物を最後まで取っておくタイプ) 「ヤバ井でSHOW」がヤバイ 完全DTP完全DTPウルサイ。ていうか完全DTPってデフォじゃないの?と思う「米国音楽」元読者。 ユヤタン萌え 笠井潔が…

「ファウスト」情報

最後通牒さんより ここ。 「空の境界」講談社ノベルス化 笠井潔「ヴァンパイヤー戦争」武内崇が挿画 裏表紙がFate/stay nightの広告 明日買って嘘だったら消します。笠井潔がインタビュアーなのは、去年辺りに笠井氏がKanonやったって情報が出回ってたのでむ…

はてなダイアリー利用者に100の質問

id:sayuk:19010103 いちおう完成。

「ハネムーンサラダ」ニ宮ひかる(全5巻)

id:sayuk:20030827#p3あたり読み返していて思い出したのだけど、二宮ひかる「ハネムーンサラダ」のラストの、結婚式すっぽかされた相手と、その場の勢いで結婚した女性との3人とで結局同棲(多分)するってのはid:sayuk:20030825#p2やid:sayuk:20030827#p3…

第3次フェミニズム

昨日の日記から「フェミニズムのキーワードリンクで飛んでみたらなかなか面白かったです。 キーワードで登録されていたサイトhttp://www.macska.org/emerging/index.html。98年当時にはこの「第3次フェミニズム」って国内では新しかったのかな? 「Papa tol…

宇宙のステルヴィア(23話)

今日は時間通り見てます。 「ミッションが終わるまでパイロットでいよう」より「もう決めちゃったんだ」の方が響きますね。結局少しでも関係を進歩させようとしてるのはしーぽんの方だけに見えて、能力の高低と感情(「感情」という能力)の高低が逆転してる…

父性の不確実性

なんとなく気になった記事が両方asahi.comだったので。 日本人のありすぎる性欲(id:chidarinn:20030831#p2さんにて紹介されていたもの) 回答者(これはお悩み相談だったみたいなんだけど)のこの部分が面白い。 【問題】以下の文の( )内に入る、最も適切…

保坂和志/ブックthe文藝1

id:sayuk:20030902#p2の続きで発見したので引用してみます。「ブックthe文藝(1)」1993/3/20発行(ISBN:4309008321)掲載のエッセイ「『よく知っていない何か』」より。 「ぼくは読みはじめた小説をほとんど読み通したことがない。いわゆる「おもしろい読み物…